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2012年6月 7日 (木)

発狂した宇宙 フレドリック・ブラウン

さて、今回もお気に入りの小説お薦め第2弾。

ちなみに私はSF小説とミステリー小説の2ジャンルしか読まないので悪しからず。

 

Hu


【発狂した宇宙 フレドリック・ブラウン著】

第1次月ロケット計画は失敗に終わった!

不運にも墜落地点に居たSF雑誌『サプライジング・ストーリーズ』の

編集者:キース・ウイントンの遺体は粉微塵に吹き飛ばされたのか、

ついに発見されなかった。 

ところが彼は生きていた・・・ただし、なんとも奇妙な世界に。

そこでは通貨にクレジット紙幣が使われ、身の丈7フィートもある月人が

街路を闊歩し、そのうえ地球はアルクトゥールス星と熾烈な宇宙戦争を

繰り広げていたのだ!

多元宇宙(パラレルワールド)ものの古典的名作であると同時に

「SF」の徹底したパロディとしてSFならでは味わえる痛快さと、

奇想天外さに満ちた最高傑作!

※裏表紙の説明書きより

 

1954年(当小説発表年代から見ての近未来)のある夜、キース・ウィントンは、

月ロケット第1号の墜落に巻き込まれる。

死体は見つからず、大爆発により彼の身体は跡形もなく粉砕されたと世間は考えた。

しかしウィントンは死んでいなかった。

彼はロケットに積まれた「バートン式電位差発生機」の莫大な電気エネルギー

によって、別の世界に転移されていたのである。

その世界は、すでに宇宙旅行が実用化されてから数十年が経ち、

街を月人の観光客が闊歩し、さらには天才科学者兼大英雄ドペルの指揮の下で

「アルクトゥールス星人」との戦争が行われているという、

スペースオペラの集大成のような世界であった。

はじめ次元転移に気づかず、常識はずれの行動を取ってしまったウィントンは、

アルクトゥールス星人のスパイと誤解されて当局に追われる身となり、

しかも宿無しの無一文という苦境におちいる。

「濃霧管制」の施行により無法地帯となった夜の都会を辛うじて生き延びた彼は、

ウェルズの『世界史概観』を入手し、この世界の成り立ちを知る。

この世界は19世紀までは元の世界と同一の歴史を歩んでいたが、

1903年にライト兄弟が飛行機を発明する代わりに、ある教授が瞬間移動装置を

発明し、人類が一足飛びに宇宙進出を果たした平行世界だったのである。

※wikipediaより

 

主人公が爆発の衝撃で別世界に飛んでしまう。

同じような設定は「自由未来:ロバート・A・ハインライン著」にもありましたが、

当作品は飛んだ先の世界が、SFマニアが頭に思い描いている宇宙であり、

それはそれはドラマチックな、狂った世界・・・。

パラレルワールド(多元宇宙)モノの決定版といわれるだけあって、

多元宇宙SFのあらゆる面白さとテクニックが全て注ぎ込まれた集大成であります。

手に汗握るストーリー、そしてドンデン返し、ラストは「ムフフ」。

SF好きの方には是非是非読んでいただきたい1冊なのであります。

 

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