↑ シマノ TOURNEY SL-RS35-7R シフトレバー
↑ シマノ フリーホイール MF-HG37 13-28T
取り出しましたシマノ製パーツ・・・
一体何に使うのか?
何をするつもりなのか?
その答えは・・・って、表題の通りか
そう、ノーマルでは6速のシボレーちゃんを7速にしてやろうというのだ。
安価な折り畳み自転車などは6速仕様、しかも全体的にローギヤードな設定の為、
小径ということもありスピードが出ない・・・「ママチャリに抜かれた」
・・・なんて話もよく聞くわけで、メカいじりの好きなユーザーさん定番の改造が
この7速化なのである。
私の場合、シボレーちゃんにスピードは求めていないのだが、
元々メカいじりが好きな上に、とにかく純正ノーマル状態から手を加えないと、
気が済まないという困った性分のため、今回の7速化実施と相成った。
さて、色々と調べを進める内に分ったこと・・・
フリーホイールは「シマノ MF-HG50-7」という型番のモノが7速化への
定番中の定番のモノとのこと。
トップギヤが11Tということで、現在私のシボレーちゃんの14Tから比べると、
かなりのスピードアップが期待できそうである。
しか~~し!!
残念なことに製造中止のようで、全く手に入らない!
う~む、どうしたもんか・・・
調べに調べるうち、見つかったのが↑画像の「MF-HG37」。
トップギヤは13Tと、前述の「MF-HG50」よりもローギヤードにはなるものの、
シボレーちゃん純正「MF-TZ20」よりは1枚分ハイギヤードにすることが出来る。
ギヤ構成は・・・
「MF-HG37」 → 13-15-17-19-21-24-28T
「MF-TZ20」 → 14-16-18-21-24-28T
よし決めた! これでいこう!
今まさにシボレーFDB166ちゃん7速化への幕が開けたのであった。
↑ 後輪を外すためにまずは・・・黄丸部分のナットを外す
↑ スタンド諸共外しちゃう
↑ リヤブレーキ固定用&ブレーキワイヤー固定用ボルトを外す
↑ 後輪取り外し完了
↑ さて、ここで登場!専用工具 「Lifu Bicycle #09B3(カンパ用)」
↑ ロックリング外し工具をカセットに挿入・・・おもむろに回す!
なぜかカンパ用でピッタリ合った・・・
※錆び錆びのモンキーで失礼っ!
↑ 取り外し完了
↑ 左:純正6速MF-TZ20 右:7速MF-HG37
↑ NEWカセットの取り付け・・・あとは逆の手順で組みつけていく
↑ 「6速→7速」1速分ギヤの厚みが増したことで、 RD固定ボルトが
トップギヤに干渉するようになるので注意が必要。
私はとりあえずボルトの長さをカットすることで対応。
↑ お次はシフター・・・純正6速シフターをレンチ(3mm)にて取り外し
↑ シフター&ワイヤーをスルスルと引っこ抜く
↑ 純正6速シフター(SL-RS35)取り外し完了
↑ ワイヤーを通し、7速シフターを組み付けていく
↑ 7速シフター取り付け完了!
7速カセット & 7速シフター取り付け完了。
ここまで来ればゴールは目前。
残すはRディレイラー調整!
7速用Rディレイラーといえば、「RD-TX71、TX51、TX31」等を、
使用するのが定番とのことなのだが、今回これまた全く手に入らなかったため、
とりあえず純正装着の6速用RディレイラーRD-TY18でのセッティングを試みる。
↑ Rディレイラーにある調整ネジにてガイドプーリーの可動範囲調整を行う
↑ トップギヤ
↑ ローギヤ
調整ネジを時計回りに締め込んでいくと、ガイドプーリーのギア側の
リミットが左へ移動。その逆に調整ネジを反時計回りに緩めていくと、
ギア側のリミットが右へ移動するので、トップ・ローギヤとも
ガイドプーリーとギヤが一直線になるようセッティング。
今まで6速分の振り幅しか無かった所に1速分増えたもんだから、
トップ側調整ネジはかなりグリグリと回し可動範囲を広げることに・・・
しかし、6速用Rディレイラーとはいえ、7速分の可動範囲は十分確保出来た。
各速ギヤのインデックス調整は↑画像シフトワイヤーのアジャスターにて行う。
変速した際、「ガチャガチャ」 音鳴りしないよう入念に調整を施す。
↑ Rディレイラ―調整の詳細はシマノのホームページをご参照ください
そんなわけで、めでたく7速化に成功。
心配された6速用ディレイラー「RD-TY18」での7速の変速具合だが、
現在のところ問題なく変速O.K
7速になり、より走りの幅が出たシボレーちゃん。
う~む、楽しい、楽しいぞ、シボレーFDB166!
おわり。
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