私は子どもの頃から車好きのスポーツカー好きである。
では、いかにして車好きになったのか?
小学生のころ社会現象にまでなったスーパーカーブーム(’74~’78頃)が
影響していることは間違いない。
ランボルギーニカウンタックだのミウラだの、512BBやマセラッティ、デトマソなど
その独特のフォルム、大衆車には無い圧倒的なオーラに魅了されたものである。
ちなみに、18歳になり自分で初めて買った車が「リトラクタブルライト」の
マツダ サバンナRX-7(S55年式 SA22C)だったことからも、
いかに私がスーパーカーブームの影響を受けていたかが窺い知れる。
そしてもう1つ、車好きを形成する上で強い影響を与えたのが「映画」。
・・・とは言うものの、子供だった私が映画館に通えるハズもなく、
映画鑑賞といえば、もっぱらTVで放映していた「○○洋画劇場」などの
番組を毎週毎週欠かさず観ていたわけである・・・。
そんな中、私に強烈な印象を残した作品がある。
それが表題の「激走!5000キロ」である。
↑ 激走!5000キロ(THE GUMBALL RALLY)
【激走!5000キロ 1976年 アメリカ映画】
ニューヨークからカリフォルニアまで約5000km、スピード狂の素人レーサーたちが
「最速」の名誉だけを目的に公道を爆走するアクション。
二人一組のチームごとのハプニングや、立ちはだかる警察との駆け引きも
コミカルに織り交ぜつつ、楽しさのみを追求した演出がたまらない。
ポルシェ911やジャガーEタイプなど名車が多数疾走するなか、
トップを競うフェラーリデイトナとコブラ427の水路チェイスが白眉。
もう30年以上も前に観た作品なので、内容全てを覚えてはいないのだが・・・
冒頭、「ガムボール」の合言葉で漢達が集まっていく様子、
お金ではなく「最速」の称号を得るためだけに走る様、
(確か優勝者には賞金や豪華賞品はなく、ただガムボールマシン贈呈だけだった)
そして画面狭しと暴れ回る激しいカーチェイス・・・
その全てが少年ARA!の心を激しく掴んだのでありました。
さて、なぜ今になってこんな昔の映画をご紹介するのか??
実はTSUTAYAの企画・・・過去の評価や知名度にとらわれず、
大人が本当に楽しめる作品だけを集めた“発掘良品”シリーズに
「激走!5000キロ」が新たにラインナップされたのであります。
くぅぅぅ~~~~嬉しい!
以前よりこの「発掘良品」には注目していたのだが、遂に、遂に、念願の作品が!
初のDVD化で、いよいよ明日8/10日(金)よりレンタル開始。
早速借りて観ようっと
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